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街にひろう名湯 光明石温泉で温泉郷を再興
  山焼きで有名な奈良県若草山。
  この北西に位置する三笠温泉に、光明石温泉が導入された。
  ミネラル・人工ラジウム温泉(ラドン温泉)システムが、温泉の再興の鍵を握る。

ホルミシスト第2号

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長原社長(長原産業(株)取締役)


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森田社長 三笠温泉土地(株)取締役

ホルミシスト販売中
情報雑誌。2,3,4号発売中
ラドンのたまご
家庭のお風呂でラドンの湯を


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明石温泉導入を勇断

 奈良県への観光客も減少し、若草山へ登る人が少なくなり、ホテル三笠温泉のすぐ上の展望台十国台のみやげ物店も、観光客の減少でついに閉店してしまった。まさに逆風。奈良市にも人が集まらなくなったのである。中野総支配人は三笠温泉郷から次々と廃業していく旅館を目にし、どうすれば温泉郷を守ることができるかと考える毎日だった。
 光明石温泉に出会ったときまず名前に惚れた。この館が過去に光明閣として隣接地にてレジャーセンターを営業した経緯があったためである。さっそく長原産業株式会社の社員と共に光明石の鉱山を訪ねた。水と湯も確かめた。人工温泉と聞いて一縷の不安もあったが、湯質を何度か確かめているうちに信頼できると思うようになった。
 ホテル三笠温泉は近鉄グループ一七六社の一員で、近くに姉妹館高円山(たかまどやま)ホテルがある。本来高円山ホテルは温泉ではなかったが、機会あれば温泉を導入したいと考えていた。そこで、温泉を持っていなかった姉妹館高円山ホテルへの導入を進言し、お客の反応を見ることにした。
 光明石温泉に入浴したお客の反応は、「肌がツルツルする」「からだが温まる」とすこぶる良かったという。
 この結果を見てホテル三笠温泉の森田社長(三笠温泉土地株式会社取締役社長)は、ホテル三笠温泉の浴室の大改装と光明石温泉の導入を勇断した。
 運転と同時に、いつも不安だった泉源からの湧出量を気にする必要がなくなった。無色無臭のガラスのような透明の湯に感激もした。中野総支配人の「湯の管理や浴槽の清掃に手間がかからないので本当に助かりますよ」と笑った顔が印象的だった。